サロン・美容系のホームページの集客のために重要な6つのポイント
エステやネイルサロン等、美容系のホームページを制作する際に、気をつけておかないといけない点があります。それは特に情報量についてです。デザインを重視するばかりに、検索エンジンに評価されにくいホームページになってしまうケースが多いので注意が必要です。美容系のポータルサイトだけに頼らず、せっかく自社でオリジナルのホームページを持つ訳ですから、集客力を重視したホームページにしたいですよね。
目次
Point1:TOPページのテキスト量は要注意
サロン・美容系のホームページはどうしてもデザイン重視のため、TOPページもメインビジュアルとなるイメージ画像と、各メニューへのリンクバナー、新着・キャンペーン情報の表示程度のシンプルな構成になってしまいがちです。
でも、WEB集客において最も重要な検索エンジンからの評価、SEO対策では、TOPページのテキスト量が非常に重要です。デザインに拘るばかり、TOPページのテキスト量がほとんど無いという状況だとせっかく綺麗なサイトを作っても、検索エンジンの上位表示は実現できません。
デザインを損なわないように、うまく工夫してTOPページに十分なテキストを配置する必要があります。
Point2:ギャラリーページも要注意
ネイルやエステ、ヘアーサロン等、作品やイメージサンプルのギャラリーページを作成し公開しているサロン系のホームページは多いですが、SEO対策的にマイナス評価になってしまうギャラリーページの作り方をしているサイトが驚く程多いんです。
というのも、検索エンジンはテキスト量の少ないページは価値の低いページと見なし、さらにそういったページが大量にあると、価値の薄いページがたくさんあるサイトとして、ホームページ全体の評価を下げてしまいます。
1作品ずつページを分けて掲載する構成になっているギャラリーページは、1ページに写真とちょっとした文章しか入らない事が多いので、知らず知らずの内にゴミページを量産している結果になってしまいます。
対策としては1作品1ページではなく、10作品ずつにまとめてそれぞれのコメントを増やす。1作品1ページの構成のままでいくなら、お客様の感想や、その感想に対するお店からの回答など、とにかくテキスト量を増やす事です。
Point3:お客様の声、日記的なブログ記事も要注意
同様にお客様の声や、本日のお客様紹介など、日記的にテキスト量の少ない記事を毎日アップしているような場合も注意が必要です。お客様の声紹介などはブログ記事を書きやすい良いネタとなるのですが、記事はただ増やせば良いという訳ではありません。
1ページ単体としての情報量が薄い記事の量産が起こらないように注意が必要です。
Point4:キーワードのバリエーションが重要
「沖縄 美容室」「沖縄 ネイル」など地域名+業種のキーワードを最重要のメインキーワードに設定してSEO対策を行うサロン様が多いと思いますが、メインのキーワードを文章中に入れる事にこだわり過ぎてしまうと、キーワードの詰め込みでマイナス評価になる危険性があります。
また、検索エンジンは幅広い情報を持ったサイトを評価しますので、メインキーワードだけでなく様々な関連キーワードをサイトに増やすようにして下さい。
ネイルであれば、カルジェル、ペディキュア、ネイルOFF、ネイルアート、グラデーション、塩ネイル等など、メニューやカラー、流行など、検索ユーザーのニーズ
があるキーワードを含めたコンテンツを発信する事が重要です。
Point5:情報の出し惜しみはしない
美容などの専門技術をサービスとして提供する業種の場合、どうしても情報の出し惜しみになりがちです。でも、自宅で出来る爪のお手入れ方法だったり、スキンケア方法だったり、サロンとして出そうと思えば出せるお役立ち情報はたくさんあると思います。
そういった情報をたくさん出すユーザー視点で満足度の高いサイトこそ、検索エンジンは評価し検索順位も上がります。
Point6:「人・スタッフを出す」セルフブランディング
ユーザーがサロンに求めるものは、ネイルやエステ、カット等のサービス自体は当然としてですが、「お店の空間で過ごす時間そのもの」も大きなポイントです。特に女性はサロンに通っている時間は「特別な時間・特別な自分」として満足感を得ている方が多いようです。
そしてサロンの満足度を大きく左右するのが、サロンスタッフとのコミュニケーションです。お店の雰囲気だけでなく、そこで働くスタッフの雰囲気までイメージ出来て初めて、お店の中でサービス・施術を受けている自分を想像できるのです。
サロン・美容業はサービス業であり基本的に接客業です。ホームページでも「人・スタッフ」の顔が見える事が大切で、実際に施術を行うスタッフに関するブランディングを行っていく事が重要です。
ホームページで各スタッフのファンを作るというよりも、実際に施術するスタッフのイメージをしっかり打ち出す事で「お客様自身にサロンの中にいる自分を想像させやすくする」。その結果、来店意識を高める効果が得られます。
是非、参考にして欲しいサイト
上記は東京の美容室のサイトのヘアコレクション・コーナーです。ポータルサイトではなく、美容室が単独で立ち上げているコーナーなのですが、ギャラリー・カタログページとしての情報量の充実度、SEOのために重要なメインキーワード以外の複合ワード、関連ワードの充実度、スタッフそれぞれの顔を出すセルフ・ブランディングの要素。どれをとっても参考になります。
美容室のサイトではありますが、ネイル、エステ、様々な美容系のサイトで取り入れられる素晴らしい取り組みをスタッフ一丸となって実行されています。
まとめ
サロン系のホームページでは各ページのテキスト量が少なくなりがちで、検索エンジンにマイナス評価を受けてしまう受けてしまうケースも多々有ります。
1ページ1ページが充実した情報量になるようにサイト全体の構成を見直す事が重要です。
また、情報の出し惜しみはせず、サイト訪問者に喜ばれる情報発信を様々なキーワードを盛り込んみながら行っていく事が一番のSEO対策になります。
弊社は集客の出来るサロン・美容系のサイトの制作も得意としております。相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。