ロゴ作成をクラウドソーシングのコンペ形式で!依頼時に注意すべきポイントとは?

クラウドソーシングとは全国から不特定多数の個人・法人に案件の相談・お仕事の発注ができるサービスの事です。WEBの知識やディレクションスキルを持たない方が、ホームページ制作やシステム開発をクラウドソーシングで発注するのは正直少しハードルが高いのです。

でも「ロゴ作成」については、注意すべきポイントだけ抑えておけば、どんな方でも大いに活用できると思います。

 

ランサーズ、クラウドワークスが国内2トップ

日本のクラウドソーシングの代表的なサイトがランサーズとクラウドワークスです。2015年6月段階での個人的な印象は、ランサーズの方が利用ユーザーのデザイン・クリエイティブ色が強く、クラウドワークスはシステム・技術色が強いという感じです。

徐々に差はなくなってくると思いますが。

で、上の画像は2サイトのロゴ作成に関するキャンペーンページのメインビジュアルなのですが、イメージが似すぎている事はおいておくちおして、2万円で全国のデザイナーから最大70案もロゴの提案があるという打ち出しになっています。

実際、コンペ形式で3万円程度のロゴの案件を発注すると、平均的に20〜30提案はもらえる事が多いです。

 

業者への依頼と、コンペ形式の違いは?

通常、デザイン会社にロゴ制作を依頼すると、2案で5万〜7万、3案で10万みたいな金額になる事がほとんど。ロゴはずっと使用する企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)に関わる重要なものですので、このくらいの費用になる事は普通です。

でも、2、3万円で全国の様々なデザイナーから合計20案も30案も提案がもらえるならそっちの方が良いと考える方が多いのは当然ですよね。

大手の有名企業や官公庁まで、クラウドソーシングでのロゴ作成を利用している事も、利用者拡大に拍車をかけています。

 

ロゴ作成の依頼自体は簡単

流れとしては、クラウドソーシングサービスに会員登録。発注者としてのプロフィールを登録。お仕事の情報を登録(依頼内容・納期・予算)。後は提案を待って、気に入ったものを採用するだけ。

スムーズにいけば5日〜10日程度で、イメージにあうロゴが手に入ります。お金と時間の節約にもなりますよね♪

 

ロゴ制作の依頼時に注意すべきポイント

logo2

ロゴは奥が深いものです。安くでイメージに合うロゴが作れた!!と喜んでいたのも束の間、後から問題点やもっとこうしておけば良かったと思う事もあります。クラウド・ソーシングを使う以上はディレクション(進行管理)は自分自身の責任です。

ロゴ制作で後悔しないためにも、是非以下のポイントをチェックしておいて下さい。

 

コンセプトをしっかり伝える

コンペ形式でロゴ案を募集する際は、ロゴの具体的なイメージを伝えるのではなく、事業や商品・サービスの主旨やコンセプト、生み出す価値・社会に提供する価値、ターゲット層等の情報をしっかりと伝えるようにして下さい。ロゴが何を体現するべきなのかを明確にする事で、的確な提案がきますし、デザイナー側も案を考えやすくなるので、提案数も増えます。

 

デザインを指定しすぎない

コンセプト等をしっかり伝える事は重要ですが、具体的なロゴのイメージについて指定しすぎないようにして下さい。デザイナーのアイデア・創造性を狭めてしまい、思いもよらなかった素晴らしい提案が出てくる可能性を減らしてしまう結果になります。

 

白背景・濃い背景の2パターンは作ってもらおう

白バック等薄い色にロゴを配置するパターンと濃い色に白抜きで配置するパターンなど、用途・利用パターンに応じてロゴを用意してもらえるにしておくのが無難です。一定のレベルのデザイナーであれば、何も言わなくても提案に含めてくれますが、なるべく募集時の条件に記載するようにしておきましょう。

 

ロゴを社章・バッチにする可能性は無いか??

将来的に企業ロゴを社章・バッチにする可能性は無いでしょうか?社章・バッチにする可能性があるか、無いかでロゴの作成に大きな影響が出ます。考えなしに、イメージが良いロゴを選んで満足していたけど、後から社章には全く使えないロゴイメージだという事に気づく。。。という事は本当によくあります。企業ロゴの場合は要注意ですね。

同様に、ステッカー等、ロゴをWEBやチラシに掲載する以外の用途で使用する無いか等、発注前にロゴの利用用途についてしっかり検討するようにして下さい。

 

まとめ

ロゴはずっと使用するものですし、奥が深いものです。企業や商品・サービスのイメージを左右しますので慎重になる必要はありますが、当記事で紹介した「注意点すべきポイント」をしっかり理解さえしておけば、クラウドソーシングのロゴ作成は非常に便利だと思います。

新しい仕事の発注の仕組みですが、ロゴ制作のコンペについては利用しやすいので、是非活用してみてください。

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