ホームページ制作時にSEO対策を徹底すべき5つの理由
ホームページを作る際、費用や期間なども気になると思いますが、やっぱり一番重要なのは「集客面」ですよね。
現在のSEOは、まさにマーケティングそのもので、SEO対策を行わない・意識しないという時点でWEB集客をする気がないと見なされても仕方の無いような状況です。
SEO対策を徹底することは、検索エンジン順位の向上だけにとどまらない様々な恩恵をもたらしてくれますので、是非WEB集客を実践したいという方は以下のポイントをチェックしてみて下さい。
目次
Point1:費用対効果が圧倒的に高い
当然の事ですが、検索エンジンからのサイト訪問にはお金はかかりません。「WEB集客がしたい!」というと安易にリスティング広告等のWEB広告を進める会社もありますが、リスティング広告の単価はドンドン高騰しています。広告でサイトにユーザーを呼び込んでも成約やリスト取り等、何らかの成果に繋がらないと意味がありません。
広告費用をたくさんかけた結果、成果は上がったけど、残る利益は僅か。こういう状況は多くのサイトで見られます。
SEOにより検索エンジンからの自然な流入を増やし、広告に頼らなくて済む事が、サイトの運営者にとって最も幸せな事ですよね。
Point2:アクセス数だけじゃない!成約率にも影響大
現在のSEO対策はユーザーニーズを満たすコンテンツの追求が基本であり全てと言っても過言はありません。上記で、広告でサイトに人を集めても成果に繋がらなければ意味が無いと書きましたが、SEO対策としてユーザー視点のコンテンツ作りに取り組む事自体が成約率の向上に繋がります。
仮に広告費用10万円をかけて月に500人のサイト訪問を獲得したとします。その内、5人が商品・サービスの申込みをしたならコンバージョン率(成約率)は1%という事になります。
もし売上を2倍にしたいならどうすれば良いでしょうか?
1つは広告費をかけて1000人の訪問者を呼びこむ事。もう1つはユーザー視点のコンテンツ強化でコンバージョン率を2%に高める事。
前者は広告費が倍の20万円かかりますが、後者は同じ10万円の広告費のまま売上が2倍になります。そして一度上がったコンバージョン率は簡単に下がる事はありません。むしろ更なる改善を行う事で伸ばしていくことができます。
Point3:SEO対策はビジネスの本質が学べる実践の場
被リンクによるSEO対策がほぼ完全に通用しなくなった事をご存知の方も多いと思いますが、「小手先のSEOが通用しない」というのはむしろ歓迎すべき事です。価値のあるコンテンツが正しく評価されるので、正直者が損をするという結果を心配する事無く真摯にユーザーと向き合う事ができます。
現実もネットも原理・原則は同じ
「ニーズに応えて対価を得る」という事がビジネスの大原則ですが、SEO対策はまさにこれが基本です。
ユーザーが検索キーワードに込めたニーズを満たすコンテンツを充実させる事ができれば、自然と検索エンジンの評価がつきます。
SEO対策では、ユーザーにそもそもどんなニーズがあるのか?ニーズを満たすためにどのような情報発信をすれば良いのか?等について考える事が必須になるのですが、この事は自社のマーケティング力の強化のためにも非常に重要な学びとなります。
しかも何度も試行錯誤しながらトライ&エラーを繰り返し改善を続けていきやすいという点もWEBの良い所ですね。
Point4:ターゲットの明確化
SEO対策ではユーザーのニーズに応える必要があるという事は何度も記載していますが、「ユーザー」と言っても漠然としていますよね。
まず最初に「誰に?」というターゲット設定を行う事が重要です。更に、アクセス解析をしっかり行う事で、ターゲットが何を求め、自社のどんな商品・サービスに興味を持っているのかについても分析可能なため、「誰に?何を?どのように売るべきなのか?」というところまで踏み込んだターゲットの明確化を行う事ができます。
Point5:現実のビジネスにも還元できる
SEO対策、PDCAサイクル(継続的な改善)を徹底することで、ホームページは自社のビジネス全体に還元できるマーケティングツールへと変身します。
コンテンツ重視のSEOは、自社の認知度を上げ、見込み客を集め、ファンを作り、商品・サービスの改善や新規開発にも繋がります。
そこまでいけば、もはや費用対効果どうこうの話では無いですね。
ホームページの価値は取り組み・運用で決まるという事は間違いなく断言できます。
作って終わり・・・のホームページがこれ以上 世の中に増えないように、多くの方にSEO、WEB集客への取り組みに意識を向けて頂ければと思います。