ページ単体でのSEOはテキスト量2000文字以上が推奨です!その理由について
SEO対策を意識してブログ記事を書く時に、1ページの文字量はどれぐらい必要なのか?について聞かれる事があります。
1ページ単体でのSEO・上位表示という前提条件はありますが、僕がいつも応えるのは「2000文字以上が推奨」というシンプルな回答。決まって返ってくる返答は「そんなにですか!?」というものです。
これは色々な事を考慮した上での回答です。1記事に2000文字以上を求める理由を順を追って解説させて頂きます。
目次
ページレベル別:検索エンジンの評価について
TOPページはサイト全体の評価
TOPページがホームページの顔だからといって、過度にTOPページにキーワードを詰め込んでマイナス評価を受けてしまうサイトもよくありますが、検索エンジンのTOPページに対する評価はTOPページ単体だけではなく、TOPから枝分かれしていく各ページを含むサイト全体での評価です。
サイト全体として統一されたテーマの中で複合ワード、関連ワードを含む幅広く、奥深い情報が展開される事で、メインの集客キーワードの評価も高まります。
一般的に、TOPページではビッグワードや競争の激しい複合ワードでの上位表示を狙います。
カテゴリーはカテゴリー全体の評価
カテゴリーページの評価は、カテゴリーページTOPとカテゴリーに属する記事の集合体としての評価です。こちらもTOPと同様カテゴリーの配下のページも含め全体としてカテゴリー・テーマに関連したキーワードをバランスよく配置していく必要があります。
カテゴリーページでは「カテゴリー+その他ワード」や「地域名+カテゴリー」等の複合ワードで上位表示を狙うのが一般的です。
詳細ページ・記事はページ単体の評価
いよいよ本題ですが、詳細ページ、ブログ記事に対する検索エンジンからの評価はページ単体での評価となります。基本的には記事内容のコンテンツ価値での勝負となりますので、考え方としては一番シンプルです。サイト全体の評価が記事の評価の付き方に影響を与える事もあるのですが、この点については後述します。
記事ページでは、「沖縄 エステ フェイシャル」、「沖縄 痩身 無料体験」、「那覇 リラクゼーション」、「那覇 リンパ 小顔」などより細かい複合キーワードを設定した記事で上位表示を狙う方法を取ります。
ページ単体での上位表示に成功している記事の多くが2000文字越え
単一記事で上位表示を狙うといっても、競合ページは同じ単一ページとは限りません。同様のキーワードを含むあらゆるページが競合となります。ライバルサイトがTOPページで上位表示を狙っているような競争の激しいキーワードでは勝ち目が薄いので、上記のように競争の少ない細かいニーズのキーワードを選定していく必要があります。
このようにユーザーのニーズはあるけど競争が少ない細かいキーワードを含む記事を投稿し、数多くのキーワードで上位表示を狙う取り組み方をロングテールSEOと呼びます。
そしてロングテールSEOに取り組むサイトが、実際に上位表示を達成している記事のほとんどが2000文字を超えるボリュームで書かれています。
狭く深い情報が検索エンジンに評価される
検索エンジンは特化した専門的なテーマのサイト・ページを評価する傾向があります。そして情報が奥深ければ深いほどさらに評価が高まります。ブログ記事で細かいユーザーニーズに特化した記事を2000文字規模のボリュームで書くことで、上位表示を容易に行う事ができます。
充実した情報量のページとしての基準に2000文字を意識してみて下さい。
狭く深い情報の集合体がサイト全体の評価を高める
狭く深い情報を掲載したページで上位表示されやすいのですが、このようなページが沢山ある事で、サイト全体としては幅広く深い情報を持った専門的なサイトと見られるようになり、検索エンジンからの評価が高まります。
ロングテールの細かいキーワードを抑える事が、ビッグワードの攻略に繋がるのは、このような理由です。
競争の少ないキーワードなら2000文字も不要。だけど・・・
SEO対策は競合サイトとの兼ね合いです。競争の少ないキーワードで独占的に記事を書くことができれば500文字程度でも上位表示はされると思います。でもそれは現時点の話です。他の競合が2000文字以上の記事で勝負してきたら確実に負けます。
また、例え上位表示に2000文字も必要ないと判断できるキーワードで合ったとしても、検索エンジンのサイト全体の評価の事を考えると、妥協せずに全ページ2000文字オーバーを目指すべきだと思います。
まとめ
2000文字という数値に、引き気味の方もいるかもしれませんが、書いてみると案外大した量でもありませんよ。
最初は大変かもしれません。でも、多くのキーワードで早期に上位表示される喜びは、その苦労を一気に吹き飛ばしてくれるはずです。
アクセス解析を見るのも楽しくなりますし、何より、「問合せ・購入等の成果」に結びつく取り組みですので、是非頑張って下さい。