SEO対策はページ数が多いサイトが有利な理由
SEO対策ではページ数が多い方が有利という話を聞いたことがあるという方は多いと思います。
これは正にその通りなのですが、ただ闇雲にページを増やせば良いという訳ではないので、その意味を正しく理解しておく必要があります。
目次
1ページに入れられるキーワード量はだいたい決まっている
1ページに大量のキーワードを詰め込む事はスパム行為としてマイナス評価になってしまうため、1ページに掲載できるキーワードの比率というのはだいたい決まっています。
これはキーワードの出現率と言いますが、ページ全体の語数に対してのキーワード量が5〜8%程度が適量と言われています。このあたりの数字はそこまで気にする必要はなく、人が文章を読んで自然な量であれば問題ないという程度の認識で大丈夫です。
SEO対策のためにはページを増やすのが必須
1ページに入れられるキーワード量の比率が決まっているという事であれば、ページ数を増やしてサイト全体でキーワード量を増やすしかありませんよね。
この辺りは非常にシンプルなので、難しく考える必要はありません。
何でも屋サイトよりも、専門サイトが有利
ページ数が多いほうが有利という事に間違いはありませんが、検索エンジンの順位・評価はあくまでキーワード単位なので、単純にサイト全体のページ数だけの勝負という訳ではありません。
【A】健康食品を1商品1ページずつ紹介をする合計100ページのサイト
【B】ウコンについての専門サイト合計20ページのサイト
このAとBを比較した際に、「健康食品」というキーワードでは当然Aの方が有利です。
でも「ウコン」というキーワードで考えた場合、Aではウコンについては1ページのみ、Bはウコンについて20ページの情報量があるため、Bの方が検索エンジンに評価される。
という考え方になります。
関連ワードを幅広く掲載する事が必要
検索エンジンは幅広いユーザーのニーズを満たす事を求めますので、メインの集客キーワードに関連するキーワードを多く掲載することで、さらに評価を高めることができます。
上記のウコンの例であれば、ウコン+効能、飲み方、料金、比較、成分、ドリンク、錠剤、顆粒、通販など様々な関連ワード・複合ワードをサイトに盛り込んでいく必要があります。
検索ユーザーの細かいニーズに応える情報発信が必要になるため、結果的にページ数は多くなります。
関連ワードで外堀を埋めると、メインの集客ワードの評価があがる
関連ワードを多く含むホームページは、細かいユーザーニーズに応えられるという事で、集客キーワードについて幅広く奥深い情報を持ったサイトとして検索エンジンに評価されます。
様々な関連ワードでの上位表示を目指して集客が図れるだけではなく、結果的にメインの集客ワードでの上位表示にも繋がります。
情報発信・コンテンツ追加をしていない=SEO対策をしていないと同じ
コンテンツ型のSEO対策しか通用しない現在では、正しい取り組みでSEO対策を行う時点で、自然にページ数は増えていくことになります。
ページや情報量を増やさずに、キーワードのバランスを変える等、細かい事をするのは無意味とは言いませんが、それよりも1記事でも多くターゲットとなるユーザーにとっての有益な情報を発信する事を心がけるべきです。
SEOの内部対策も大切な取り組みですが、SEOで最も重要なのは「コンテンツ」です。
情報発信をしないホームページはSEO対策をしていないも同然とハッキリいえます。
自社で情報発信できるCMSの仕組みは必ず導入しましょう
ここまでSEOではページ数が多いホームページが有利という内容について解説してきましたが、何も最初から100P、200Pのホームページを作りましょう!と言っている訳ではありません。
最初は10Pで20Pであっても、継続的に情報発信を続けページを増やしていけば良いんです。
そこで重要になるのが、自社で直接ホームページに情報を追加できるCMS機能が備わっているか?という点です。
CMSが備わっていれば、ブログのように簡単にホームページに情報を追加していけますので、努力次第で100P、200Pとページを増やしていくことが可能になります。
コチラについては CMS・更新システム(WordPress)導入 のページで詳しく解説してあります。
まとめ
SEO対策=コンテンツです。ページ数が多い方が有利というのはごくごく当たり前の事なんですよね。
ページ数を増やそうという意識ではなく、ユーザー視点で価値のある情報の発信を追求した結果、ページ数が増えていくというのが自然な流れです。
SEOは一日にしてならず。継続的な努力が必要という事ですね。