クローラーを呼び込め!ページの更新頻度とSEOの関係。

2015.06.20

下記画像は、弊社運営サイトのクロールの統計情報です。WEBマスターツール(Serach Consoleに名称変更)で「クロールの統計情報」というメニューを開くと、検索エンジンのクローラーが自社サイトを訪問し、情報収集している頻度を確認する事ができます。

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1日あたりの平均クロールページ数が800を越えているので、悪くない数字です。なお、このサイトのアクセス数は月間10万PV程度です。

当記事では検索エンジンのクローラーの巡回・訪問頻度とSEO効果について書いていきたいと思います。

 

意外と気にされないクローラーの巡回・訪問頻度

SEO対策についての情報はネット上に溢れ過ぎていますが、クローラーの訪問頻度だったり、平均クロールページ数については、それほど語られていないように思います。

「更新頻度の高いホームページの方がSEOに有利」という話はよく論じられていますが、深く突っ込んだところまで書いているサイトが少ないというのが実際の所でしょうか。

SEO対策で、なかなか効果・実感が得られないと不安になると思いますが、そんな時もGoogleのクロール統計情報は良い目安になるので、是非参考にしてみてください。

 

クローラーの訪問頻度=検索エンジンからの注目度

クローラーの訪問頻度や、1日あたりにクロールされた平均ページ数が多いサイトは、それだけGoogleに注目され、何度も足を運び情報取得する価値があると判断されていると言えます。

調査員が何度も足を運び、多くの情報を取得して総合的な評価を行ってくれるわけなので、検索結果への情報反映(index)スピードも上がりますし、総合評価としてサイト全般に対する検索順位が上がります。

逆にクローラーの訪問頻度が低く、1日に2〜3ページしかクロールしてもらえていないサイトは、そもそも調査員に足を運んでもらえないのですから、ページを評価されようがありません。

 

ページの更新頻度が上がれば、それだけクローラーの訪問頻度も上がる

ホームページは更新頻度が高い方が有利というのは、クローラーの訪問頻度も高まるからです。ドンドン新しい情報が追加されるサイトは、クローラーの注目度も高まり、訪問してもらいやすくなります。

 

訪問頻度UPでサイト評価がつきやすくなり、順位と訪問頻度がさらにUP!

クローラーの訪問頻度があがれば、クロールされるページ数、情報も増え、サイト全体を正しく評価してもらいやすくなります。ただし、価値のある情報が多く掲載されていると判断されない限り、順位アップには繋がりません。単に更新すれば良いという訳ではなく、質の高い情報を増やしていく事が重要です。

質の高い情報発信で、更新頻度を上げる事で、検索エンジンからの注目度は増し、最終的に検索順位の向上にまで影響していきます。

 

平均ページクロール数が100越えが目指そう

SEOの評価が上がりやすい、平均ページクロール数(1日あたり)の目安は、60〜80程度だと言われています。

これは、サイト全体のページ数によっても基準が変わるのですが、自分の経験上も平均60〜80、100越えあたりから、indexスピードの上昇や、キーワードの順位向上が起こる事が多いように思います。

目標という意味では、平均ページクロール数100越えを目指すのが、一つの基準になると思います。

 

クロール数増加のために内部リンクを見直そう

ページの更新頻度を上げるのもそうですが、クロール数を増加させるためには、ホームページ内の内部リンクの設計も重要です。クローラーはリンクを辿ってページの情報を確認しますので、的確にページ間を移動できるリンク設計を心がける必要があります。

 

まとめ

個人的には、平均ページクロール数の指標は、本格的な情報発信やSEO対策のスタート〜3ヶ月(or 6ヶ月)ぐらいの期間に参考にするのが合っていると思います。

ロングテールSEOを仕掛けていて、細かいキーワードでは上位表示されているけど、なかなかメインワードが上がらないとヤキモキしますよね。

僕もそんな時期は頻繁に、このデータを見ていました。クロール数がいきなりポンと跳ねる時があって、その直後から平均クロールページ数も増え、検索順位も上昇するというケースがよくあります。

 

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