検索エンジンのアップデートとアルゴリズムについて正しく理解しよう
SEO対策を勉強している方は、検索エンジンのアップデートやアルゴリズムの変更という言葉を耳にする事も多いと思います。アップデートはまだしもアルゴリズムという聞きなれない言葉が出てくると、SEOが相当難しいもののように思えてしまいますよね。
でも、そんなにややこしい話ではありません。意味を正しく理解しておく事で、正しいSEO対策の実施にも繋がりますので、是非、当記事を参考にしてみて下さい。
目次
検索エンジンのアルゴリズムとは?
アルゴリズムとはコンピューターにおける計算方法のようなものですが、検索エンジンのアルゴリズムという場合、WEBサイトの順位(ランキング)を決定づける評価スコアの計算方法という理解の仕方で問題ありません。
検索エンジンのアルゴリズムの変更があったという場合、評価基準が見直されたという意味となります。
検索エンジンのアップデートとは?
パンダ・アップデートやペンギン・アップデートという言葉を聞いた事があるかもしれませんが、検索エンジンのアップデートとはアルゴリズムの変更が実際に検索エンジンに反映される事を指します。
実際にはほぼ毎日のようにアップデートが行われているのですが、上述のパンダやペンギン・アップデートは大規模なアルゴリズムの変更に基づくアップデートのため、検索エンジンの順位に大変動をもたらすという点で、固有の名称がつけられています。
アルゴリズム変更・アップデートはなぜ起こるのか?
アップデートで順位が下がった、上がった等、一喜一憂するサイト運営者は多いですが、そもそもアルゴリズム変更・アップデートは何のために起こるのでしょうか?
それは、検索エンジンの使命である「検索キーワードに最もマッチするサイトを的確にランキング表示する事」を追求するためです。「ユーザーがキーワードに込めた意志にベストな答えを返す。」それを機械的に行うのが検索エンジンの目指すところです。
日々新しいサイトやページが誕生し、ユーザーのニーズも時間とともに変化する。その中で検索エンジンの使命を果たすためには、細かいアップデートが必要不可欠という事ですね。
アップデートはむしろ歓迎すべきもの
ユーザー視点でのコンテンツ作り、情報発信による正しいSEO対策・WEB運用を行っているサイト運営者にとっては検索エンジンのアルゴリズム変更・アップデートは歓迎すべきものです。
「良いものは良い」と正しく評価してくれるための継続的な改善な訳ですから、コンテンツの質やユーザーに提供できる価値に自信のあるサイトなら、検索エンジンを信じてドッシリ構えておけば良いんです。
目指すは人が目で見て評価した際にブッチギリで一番と言われるサイト
検索エンジンが目指しているのは、人が実際に目で見てサイトを評価するのと同等、それ以上の精度でサイトの格付けを行う事です。あくまで基準はユーザー視点での価値ですので、検索エンジンのアルゴリズム云々ではなく、人が目で見て客観的に評価した際に、同業種・同テーマのサイトの中で最も価値のある情報が載っていると言われるサイトを目指せば良いんです。
難しいですが、理想はブッチギリで一番と言われるようなサイトです。
そうすれば、自ずと検索エンジンの評価はつきますし、例えすぐに順位が上がらなかったとしても、必ず検索エンジンはサイトの価値に気づいてくれます。
マイナス評価になるような、やってはいけない事については理解しておく必要はありますが、SEO対策を進めていく上でアップデートの事はあまり意識しすぎない程度が調度良いと思います。