コロナ禍の今、WEBサイトへの投資はどうすべきなのか?

コロナ禍でお客様の動き・流れが変わった。業界全体が沈んでいる。取引先からの発注が減った売上が落ち込んでいる。
様々な理由で売上が落ち込み、苦しくなっている事業者の方が沢山います。
色々と身動きが取りづらくなっている中で、先々を見越してWEBサイトへの投資を考えるというのは自然な流れなのですが、コロナ禍の今、WEBサイトへの投資はどうすべきなのか?
今回はこのテーマで解説していきたいと思います。
目次
新規WEBサイトを構築する場合
検索エンジンの評価がつき、新規WEBサイトの効果が出るまで2ヶ月程度はかかる
まず、新規WEBサイトについてですが、一般的に新しくWEBサイトを立ち上げてWEB集客を図る場合、検索エンジンがサイトを認識するまで1週間程度、しっかりサイトを評価し始めるまでに1ヶ月程度かかります。
検索エンジンからの流入だけに頼る場合、WEBからの問い合わせで成果が出始めるまで2ヶ月程度かかることが多いです。
そのため、動くなら判断は早めが良い。
これはハッキリ言えることです。
SNSからの流入を増やせば、成果が早く上がりやすい
WEBサイトをもたずにSNS頼りで集客を行っていた事業者様の場合は、SNSとWEBをうまく連携し、SNSからWEBサイトへの流入を増やすことで、成果が上がるタイミングを早める事は可能です。
最近では、SNSからの流入が多いサイトの検索エンジンの評価が高まる傾向も出てきていますので、SNSにも注力していきましょう。
スタートダッシュだけリスティング広告に頼るのもOK
資金に余裕のある方は、WEBサイトに評価が付き始めるまでのスタート段階で、リスティング広告(検索エンジン連動広告)に頼るの一つの手です。
ネットショップを構築する場合
基本はホームページと同じ考え方
ネットショップの構築についても、評価の付き方や取り組み方は基本はホームページと同じイメージになります。
少し違うポイントが以下になります。
ネットショップはSEOが難しいため工夫が必要
一般的なネットショップ・ECサイトの場合、構造的にSEO対策が難しい事が多いため、工夫が必要です。
月額制のASP型ネットショップの場合は、商品ページ以外のフリーの案内ページが沢山作れるサービス or プランを選び、商品情報以外の案内ページをできる限り作成するようにしましょう。
EC-CUBEの場合は自由度が高いので、案内ページを増やしやすいです。
また、WordPressに「Welcart」や「WooCommerce」等のECサイトプラグインを導入しネットショップを構築する事もできます。
WordPressをベースにすると、固定ページや、ブログやコラムなどの情報発信でSEO対策を行いやすいためネットショップでも通常のホームページと同様に評価を高めやすくなるのでオススメです。
既存のWEBサイトを強化・改善する場合
飲食店がデリバリー対応を始めたり、塾や教室がオンラインレッスンを導入するなど、コロナ禍の人の動きに合わせてサービスや業態をカスタマイズする事業者さんがいますよね。
既存のWEBサイトをお持ちの方は、それと同じで、現在の状況に合わせてサービスの提供方式をカスタマイズ、アレンジする考え方をするのが賢い考え方だと思います。
ロンドンでツアーガイド事業を行っているクライアント様は、イギリスの歴史文化・アートの現地向け講座を、オンライン講座としてリモートで日本人にも開放して収益化に成功しました。
関東の音楽教室のクライアント様は、Facebookを活用してオンラインレッスンの実施に踏み切りました。
どの事業者様も手探りで、オンライン、リモートでのサービス提供にチャレンジしています。
既存のWEBサイトを持っている方は、サービス提供スタイルの変更や、通販機能を追加するなど、現状のWEBサイトへの流入を生かして収益化につなげていきましょう。