焦ると逆効果。検索順位が下がった時にまず確認すべき事とは?
検索順位が急に下がった!!焦りますよね。
特に上位表示を達成し、WEBからコンスタントな集客ができていたホームページであればあるほど、パニックになりがちです。
でも、そんな時焦ってジタバタすると逆効果になる場合もありますので冷静な対応を心掛けて下さい。
目次
Googleの検索エンジンのアルゴリズム変更が無かったか?
Googleは価値のあるWEBサイトを的確にランキングするため継続的に、検索エンジンの仕様を更新しています。その中でも検索エンジンの大幅なアップデート、仕様変更を行われた際に検索順位に大きな変動起こります。
検索エンジンのアップデートがあった場合は、Googleがどのような目的でアップデートを行ったのか趣旨を発表する他、様々なSEO情報サイトで、情報が掲載されますので、自社サイトの順位が下がった原因がアップデートの影響なのかどうかを調べる事ができます。
検索エンジンで、「Google アップデート」「検索エンジン 仕様変更」等で調べるか、Yahoo!のリアルタイム検索(twitter検索)で最新の動向をチェックして見て下さい。
Google WEBマスターツールに警告が出ていないか?
WEB集客、SEO対策を行うにあたり、WEBマスターツールの運用は必須です。
導入していなければすぐに導入すべきですが、導入している前提で話すと、運用サイトに順位に影響を及ぼすレベルの問題がある場合、WEBマスターツールの管理画面上に警告が表示されます。
順位が下がった場合、WEBマスターツールで警告が出ていないか?についてチェックするようにして下さい。
すごく初歩的。Googleのログイン状態を確かめる
普段、Googleアカウントにログインした状態でWEBサイトを閲覧している事が多い場合、Googleは履歴のデータを活用して、その個人に合わせてカスタムした検索結果を表示します。
つまり、よく見ているサイトが上位に表示される状態が起こりますので、普段の順位チェックをGoogleアカウントでログイン状態で行っている場合、万人に向けた検索結果とは違った順位で表示されている事があります。
この場合、ログアウトした状態で検索したり、Yahoo!など別の検索エンジンで検索すると順位が下がったように見えますので、ご注意下さい。
初歩的な事ですが、Googleアカウントのログイン、非ログインの差による勘違いという事ではないか、確認してみてください。
PCとスマホの順位で大きな差がでていないか?
順位が下がったのはPC・スマホ両方ですか?もしくはスマホだけでしょうか?
スマートフォンでの検索の場合のみ順位が下がっている場合、モバイルフレンドリーの問題(スマホ最適化されていないサイトは検索順位を下げるとGoogleが発表)や、スマホサイトが極端に重く表示速度が遅いなどのパファーマンスの問題で、スマホサイトの順位のみ評価が下がっているという可能性があります。順位が下がったという場合、PC、スマホそれぞれの順位をチェックするようにして下さい。
SEOのスパム行為にあたる施策を行っていないか?
ここまでチェックをしてもよく原因が分からないという場合は、SEOのスパム行為にあたる施策を行っていないか?について再チェックしてみてください。
過度の被リンク、隠し文字、タイトルやページ文章へのキーワードの詰め込み等の、分かりやすいスパム行為以外にも、重複コンテンツや、他サイトからの引用・流用箇所が多い等、意識せずに行ってしまっているスパム行為があるかもしれません。
スパム行為にあたる内容が自社サイトに存在するかどうかのチェックを行って下さい。
アクセス解析で大幅にアクセスの減っているコンテンツを特定
まだ原因が分からないという場合、そうで無くてもですが、Google Analytics等のアクセス解析で原因を探す事もできます。一番分かりやすい方法は、期間指定で直近のアクセス状況と過去のアクセス数を比較し、順位が下る前と後で大幅にアクセスの減っているキーワードとコンテンツ or ディレクトリを探してみてください。
検索順位が下がった時、全てのキーワードで一律評価が下がるケースもありますが、「一部のコンテンツはガタ落ちだけど全く影響の無いディレクトリも有る」という事がよくあります。
この場合、極端にアクセスが減っているディレクトリに何らかの要員があると、原因を絞り込む事ができます。
全く原因が特定できない時は、焦らず様子をみましょう
上記のチェックを行っても、イマイチ理由がハッキリしないというなら、ここは焦らず様子をみて下さい。検索エンジンの順位は日々細かく変動しています。ランクダウンは一時的で、数日後に元の順位に戻って、その後は上位のまま。「一体先日のランクダウンは何だったんだ??」というケースもあります。
検索エンジンを欺くようなSEO対策を行わず、ユーザー視点の価値ある情報発信ができている自身があるのであれば、焦らずドッシリ構えていて下さい。
もし、下がった順位が戻らない状況がずっと続くようであれば、「引き算が重要!下がった検索順位を戻すためのサイト調整方法」の記事を参考にサイト調整に取り組んでみて下さい。